さてこのキャリバーホッケーグリップの特徴は一目瞭然、そのとんでもない長さにあります。ゴルフのグリップは大体30センチ（12インチ弱）ですが、このキャリバーホッケーグリップは、40インチ前後の中尺パターのほぼ全長がグリップという仕様。こんなの見たことがありませんよね。

キャリバーホッケーグリップのメリット

では、このキャリバーホッケーグリップ、なぜこのような超ロング形状をしているのでしょうか。その理由を、ARゴルフの松尾俊介さんに聞きました。

「理由のひとつは、スプリットグリップ（両手の間隔を離すグリップ）の優位性です。私たちARゴルフはパッティングスタジオを3年にわたり運営していますが、そのなかでショートパットにはスプリットグリップの優位性が高いことがわかっていたんです。それがやりやすいのがホッケーグリップのメリットのひとつです。」（松尾さん、以下同）

そして、それを踏まえて、超ロンググリップのメリットは「好きな場所でグリップできること」だという。

「通常のパターのバランスポイント（ヘッドとグリップを平行にして人差し指に乗せバランスが取れるポイント）はパター全長のヘッド寄りにあり、グリップはバランスポイントから50センチほど離れた場所にあります。そのため、通常のグリップだとパターを非常に重く感じてしまい、テークバックの軌道が安定しません。一方、ホッケーグリップならばそのバランスポイントそのものでもいいですし、それに近い場所でもグリップできる。要はどこでも好きなところを握れるため、自分がもっとも動かしやすいと感じる位置でグリップでき、理想の軌道上にヘッドを振り出せるんです。」

しかもスプリットグリップでストロークすると、左手を支点（右利きの場合）に利き手である右手を中心にストロークすることになるため、なおさらヘッドのコントロールがしやすくなると言います。

また、素材はカーボンが中心なので軽量で、パター自体のバランスを壊すことがありません。そして、直方体のような形状そのものにもメリットがあります。

「グリップ自体が四角いため、方向性を感じやすいというメリットもあります。コントロール、方向性ともに優れているんです。」

キャリバーホッケーグリップは「ルール適合」

これだけメリットが多くて、かつ独特な形状なので、ゴルフに詳しい方ほどこんな疑問が湧くはずです。「これはルール適合なの？」と。そして、ご安心ください。こちらのパターはルール適合。仲間内でのプライベートのラウンドではもちろん、万が一海外メジャーに出場するとなった場合でも、問題なくご使用いただけます。

キャリバーホッケーグリップ パターの2つのヘッドタイプ、2つの長さ

ヘッド形状は大型マレット形状と、スクェアバックタイプのワイドブレード形状の2種類からお選びいただけます。

長さは、スプリットグリップの恩恵が受けられるロング（41インチ）とミッド（37インチ）の2タイプ

ショートパットに明らかな優位性を発揮するキャリバーホッケーグリップ。ショートパットを改善させるために誕生したというこのグリップは、ショートパットに課題を感じているゴルファーのみならず、多くのゴルファーのスコアにコミットする可能性を秘めています。

ARGOLF 松尾俊介さんが解説
あなたのショートパットを劇的に変える、革命的なグリップが誕生！ARGOLFの新製品

当店では「ペンドラゴンLT（ネオマレット型）」「 ラモラーク（ワイドブレード型）」2モデルのみ販売となります。

非常に話題になっているので入荷はごくわずか。手に入るうちに、入手しておくことをお薦めします。

詳細情報

• 商品名：ARGOLF キャリバーホッケーグリップ パター
• ヘッド：ペンドラゴンLT（ネオマレット型）/ ラモラーク（ワイドブレード型）
• ロフト：ペンドラゴンLT: 2度 / ラモラーク: 3度
• ヘッド素材：ペンドラゴンLT: 超々ジュラルミン / ラモラーク: GSS304L
• ライ角：72度
• ヘッド重量：ペンドラゴンLT: 350g± / ラモラーク: 356g±
• グリップ素材：カーボン
• 長さ：37インチ / 41インチ
• 付属品：ヘッドカバー
• 右用のみ
• 商品番号：985835: ペンドラゴンLT（ネオマレット型) / 985836: ラモラーク（ブレード型）
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