ミステリー212MF ×トラヴィル カスタムウェッジの性能
ミステリー212MFといえば、平面性を極限まで高め、それにより激スピンを実現したゴルフポケットでも大人気のウェッジ。
そこに、カスタム界隈でこれまた大人気のフジクラ「トラヴィル」を組み合わせたというのが今回ご紹介するミステリー212MF ×トラヴィル カスタムウェッジ。
トラヴィルは、ボールを狙ったところに止めるのに重要な「落下角」にフォーカスしたアイアンシャフト。カーボン、金属、ゴムを複合することで、なめらかな打感としなり戻りを得られるというシャフト。
このシャフトを推すのが、ゴルフステージ成城の吉田朋広店長です。
「トラヴィルはトップからダウンに入る時に粘り感を感じやすいシャフト。粘りを感じられることでクラブがオンプレーン軌道に入りやすく、スクェアインパクトを迎えやすいから、左へのミスが出にくいんです。」(吉田店長)
ウェッジでグリーンを狙うとき、引っかけはダボ以上につながりかねない是非とも防ぎたいミス。トラヴィルウェッジは、それを防ぐことができるというのです。
スクェアインパクトしやすいトラヴィルに組み合わせるミステリー212MFは、フェース面の平面加工が特徴のウェッジ。
フェースの平面性が高いことでバックスピンが安定し、それがトラヴィルのスクェアインパクトしやすさによってさらに強調される、互いに引き立て合う組み合わせとなっています。
「トラヴィルは落下角度に非常にこだわって作られているモデルです。入射角が安定するとはバックスピンが安定するということとほぼイコール。ヘッド・シャフト双方でバックスピンを安定させているため、100ヤード以内でしっかり狙ったところに止めることができるんです。」(吉田)
ミステリー212MF ×トラヴィル カスタムウェッジをアマチュアが試打
ゴルフポケットのアマチュア試打担当・Oが打ってみました。
「コースで芝の上から打ってみましたが、驚いたのは再現性の高さです。とにかく結果が揃う。弾道はスピンがよく入った中弾道のストレートボール。ウェッジだと球が上がりすぎる、つかまりすぎるのが悩みでしたが、まるでプロみたいな上がりすぎずにスピンが入った球が簡単に打てました。」(O)
プロの試合を見に行くと、100ヤード以内は特殊な状況を除いて球を上げすぎず、スピンを効かせた抑え気味の弾道で狙っていくことに驚かされますが、そのような弾道を「普通に」打ててしまうというのです。
「スピンもそうですが、なにより引っかからないのがうれしい。私は残り80ヤードくらいから引っかけてグリーン左奥から難しいアプローチを強いられることが多いのですが、その心配がないのはすごくありがたいです。」(O)
「もっと寄せたい」「100ヤード以内の確率を上げたい」などショートゲームに悩みをもつ、すべてのゴルファーにおすすめしたいウェッジと言えそうです。