メハナ アイアンはどんなクラブか

メハナ アイアンの特徴はいくつかありますが、まず大きな特徴といえるのが「7番から」ということでしょうか。

その7番のロフトは30度。いまどきの基準でいえば「ちょい飛び系」に分類されるロフト設定です。そのロフトに反発性能に優れたマレージングフェースが組み合わさることで、しっかりと距離を出すことができる仕様になっています。

やさしく飛ばせる工夫はロフトや素材だけではありません。従来ヘッドに比べて重量が マイナス25グラムと大胆な軽量化を図ることでヘッドスピードをアップ。

さらに、セミグースネックで球をつかまえ、低重心化により球を上げ……と、一見オーソドックスな形状のなかに、飛ぶ・つかまる・上がるというアマチュアが求める要素を“全部乗せ”しているのです。

メハナ アイアンは「セットウェッジ ※別売り」に特徴あり！

もうひとつ、このアイアンには特徴があります。PW以下、48度、52度、56度とラインナップされた「セットウェッジ」にも特徴があるのです。

その特徴とは、ズバリ「三角おにぎりウェート」にあります。文字通り、バックフェースのトウ側に配置された三角形の（おにぎり型の）ウェートです。

ロフトが寝ていて、全長も短いウェッジは引っかけが出やすい番手。それを防ぐために、トウ側にウェートを配置してフェースターンを抑えるという工夫です。

最近はあまり見かけなくなったPWの下に入れるセットウェッジですが、「メハナ アイアン＆ウェッジ」の場合、セットウェッジまで揃えることで性能も、飛距離もきれいにフローするのです。

メハナ アイアン＆ウェッジをアマチュアが試打

このメハナ アイアン＆ウェッジをゴルフポケットの企画担当・Oが試打してきました。

「まず印象的なのは、非常に上がりやすく、つかまるということです。そして、しっかりと距離も出てくれる。普段使っている軟鉄のアイアンと比べると、ほぼ同じロフトで飛距離は半番手〜1番手くらい出ていて、球の高さはむしろこちらが上。アイアンにある程度の飛距離と、グリーンに止められる高さを求めるゴルファーには最適解になり得ると思います。」

そしてなんといっても印象的なのは、やはり三角おにぎりウェートです。

「アイアンはセミグースネックのやさしさのなかにシャープさも併せ持つ形状でしたが、ウェッジは大きくていかにもやさしい印象の形状。そして三角おにぎりウェートがデザイン的に非常にかわいくていいですね（笑）。かわいいだけでなく、私はウェッジでは引っかけのミスが出がちなのですが、それを防いでくれる印象があるので、安心して打っていけます。」

シャフトは軽量のローズゴルフクラブオリジナルカーボンであるI55-260に加え、やや重め・硬めのI75-290もご用意。さらに、球を上げやすいスチールシャフトのN.S.プロ 950HT-Sも選択可能です。

7番からピッチング。そしてその先の48、52、56度まで。スペックではなく、テクノロジーでもなく、ただ愚直なまでに「ゴルファーの使いやすさ」を追求するローズゴルフクラブらしい、そんなアイアンであり、ウェッジである「メハナ アイアン＆ウェッジ」。

アイアンやウェッジを持つのが楽しくなる。そんなアイアン＆ウェッジです。

詳細情報

• 番手：7〜PW(4本セット）、ウェッジ（単品）48度、52度、56度
• ヘッド重量：242グラム（7番）、250グラム（8番）、258グラム（9番）、266グラム（PW）
• 長さ：37.5インチ（7番）、37インチ（8番）、36.5インチ（9番）、36インチ（PW）、35.75インチ（48度）、35.5インチ（52度・56度）
• シャフト：I55-260、I75－290、N.S.PRO 950HT-S
• クラブ重量：I55-260（7番）:352g、I75-290（7番）:365g、NS950HT-S（7番）:398g
• バランス：I55-260（7番）:C1～2、I75-290（7番）:C2～3、NS950HT-S（7番）:C3～4
• ロフト：30度（7番）、35度（8番）、40度（9番）、44度（PW）
• ライ角：60.0度（7番）、60.5度（8番）、61.0度（9番）、61.5度（PW）
• 右用のみ
• 商品番号：985625A〜B（7〜PW(カーボン4本セット)）/985653（7〜PW(NSPRO9504本セット)
  985637AA～CB（ウェッジ(カーボン単品)）/985654A~C（ウェッジ(NSPRO950単品)）