ラファールRS1.0の性能に、カリスマクラフトマンが惚れ込んだ

最近静かに話題になっている、フレックス表記のないマルチフレックスシャフト。

軽量で飛距離に特化した性能が人気のシャフトブランド「ラファール」の最新モデル「RS1.0」もそんなマルチフレックスシャフトのひとつ。

マルチフレックシャフトといえば、しなり量が大きいモデルが多く、しなり戻りのスピードで飛ばせる性能が魅力のシャフト。

そして、このラファール RS1.0シャフトに惚れ込んだのが、東京・世田谷でカリスマ的人気を誇るショップ、ゴルフステージ成城の吉田朋広店長です。

「マルチフレックスシャフトの魅力はシャフトが大きくしなる点。『アマチュアがスウィングを変えることなくプロのように効率的なシャフトの使い方をできるモデル』がコンセプトのシャフト。それだけに、しなりを使って飛ばす、トップでのタメが作りやすい、同じリズムで切り返せるなどのメリットがあります。また、従来のマルチフレックスではなかなか実現できなかった方向性の良さを兼ね備えているのも評価したい点です。」（吉田店長、以下同）

なかでも吉田店長が評価するのが、トップからの切り返しのやりやすさです。

「飛ばしに必要な“タメ”をプロは切り返しで作ることができますが、アマチュアには難しい。ラファールRS1.0の場合、自然にタメを作ってくれるので、力みが生じにくく、オンプレーンになりやすい。シャフトのしなりを上手く感じられない人や、練習量は少ないけれど飛ばしたい、いいスコアを出したいという人に最適なんです。」

ミステリーCF435のほどよいつかまりとラファールRS1.0が抜群の相性

そして、このシャフトにベストマッチだと吉田店長が推すのがミステリーの「CF435」ドライバーです。

「いろいろなヘッドを試しましたが、ラファールRS1.0とミステリーCF435の相性は抜群。CF435はスライスをフックに変えるクラブではなく、ほどよいつかまりが魅力のクラブ。重心距離がほどよくあるので引っかけのミスが出にくいのが特徴です。クラブをオンプレーンに乗せやすいラファールRS1.0と組み合わせると、左に行かずにほどよくつかまる、中弾道のストレートドローが打ちやすいんです。」

出球の高さを確保するために、スペックはロフト11度が基本。

一昔前の考えだとロフト11度は「寝ている」と感じるかもしれないが、低スピン系ヘッドは11度以上のロフトで打出しを確保してあげるのが今の常識。球の低い人、ヘッドスピードが40m/sを下回るゴルファーは12度を選ぼう。

クラブの長さはヘッドスピードとミート率を兼ね備える45.75インチ。対象ゴルファーはヘッドスピード35m/sから45m/sくらいまで。前出の吉田店長によれば、マッチするのは「ベテランゴルファー」だ。

「シャフト自体が少ない入力に対して大きくしなる。捻転が少なくてもその分シャフトが補ってくれる絶妙な設計になっています。先端の剛性も適度にあるから当たり負けしないで、ミート率も非常に高い。そう考えると、少し身体が回らなくなってきたベテランゴルファーにベストマッチするスペックだと思います。」

ミステリーCF435×ラファールRS1.0のスペック

【ヘッド】

• モデル名：ミステリー CF435ツアー
• ロフト角：11度、12度
• ライ角：61.5度
• 重心距離：43.0±ミリ
• 重心角：22.5±ミリ
• 体積：435cc
• ヘッド重量：195±グラム
• 慣性モーメント：4500gcm2
• 素材・製法：フェース/DAT55G精密鍛造(レーザーミーリング加工)、ボディ/6-4チタン精密鋳造
• 右用のみ
【シャフト】

• モデル名：ネクストゴルフ ラファールRS1.0(T-401)
• フレックス：マルチ
• 重量：46グラム
• トルク：5.5

詳細情報

• 商品番号：985615
• クラブ長さ：45.75インチ
• クラブ重量：290g±
• バランス：C9(±0.5)