大正時代の日本のゴルフ黎明期、留学先の米国からゴルフを持ち帰り、プレーヤーとして活躍して、ゴルフ文化を広め、なお晩年までに多くのゴルフ場を設計した赤星四郎・六郎兄弟。その足跡は日本のゴルフ史に刻まれ、ゴルファーなら一度は耳にしたことのある伝説の兄弟です。
本書は兄・四郎の次女、光子(現姓・隈田)が父(四郎)・叔父(六郎)が活躍した時代背景を仔細に書き起こした手書きの「覚え書きノート」を全掲載。
彼らはいったいどんな人物だったのか? そして大正から昭和にかけて日本のゴルフはどのように発展、普及して行ったのか? 楽しく読めるゴルフノンフィクションであり、貴重な歴史書です。
また、四郎・六郎が遺したゴルフエッセイを再掲載。コース設計理論や、スウィング理論、赤星家のゴルフプリンシプルをたっぷりと。