「やや小ぶり」なのに曲がらない! 飛ぶ!
ミステリーCF435ツアー×ラファールMa1.0 カスタムドライバー
プロモデルだとハードすぎる。さりとてアベレージゴルファー向けモデルだとやさしすぎる。長くゴルフを続けているベテランゴルファーの中には、このような悩みを持つ方もいるのではないでしょうか。
そんなベテランゴルファーがしっかりつかまえて飛距離を伸ばせる、そんなドライバーのご紹介です。
ミステリー「CF435ツアー」
まず、ヘッドはミステリーの「CF435ツアー」。435ccとやや小ぶりながら投影面積の大きいシャロー形状のヘッドです。
それに合わせたのがネクストゴルフの「ラファールMa1.0」。飛距離特化型ブランドの軽量モデルで、ヘッドスピードを上げてくれる特徴があります。
ネクストゴルフ「ラファールMa1.0」
この両者を組み合わせたのが、東京・世田谷の人気ショップ『ゴルフステージ成城』の吉田店長。吉田朋広店長に、両者を組み合わせた狙いを聞いてきました。
適度なつかまりと安定感がミステリー「CF435ツアー」の魅力
ゴルフポケット(以下、GP):CF435ツアーとラファールMa1.0。どちらも個性が際立つヘッドとシャフトですよね。両者を組ませた意図は?
組み合わせを考えたゴルフステージ成城の吉田店長
吉田店長(以下、店長):もともといいヘッドだなと思っていたんです。シャローでやさしそうに見えて、弾道としてはストレートフェードが打ちやすいモデル。長くゴルフをやってきて、数多くのクラブを使ってきた人が「やさしい」と感じる設計です。
GP:初心者が「やさしい」と感じるクラブとゴルフ歴の長い方が「やさしい」と感じるクラブは違いますもんね。
店長:そうですね。CF435ツアーも、右に行く球を左に行かせてくれるクラブではありません。それでいて、安定感とつかまりが適度にある。ディープフェースのプロモデルがちょっとしんどくなってきたという方にはこの上ないヘッドだと思います。
つかまりをアシストしつつ当たり負けせずミート率を高めるネクストゴルフ「ラファールMa1.0」
GP:ラファールMa1.0はどのようなシャフトでしょうか。
店長:このシャフトは意図せぬつかまり過ぎがないのに、インパクト前後で自然にボールをつかまえるアシストはしてくれる。それでいて先端の剛性感も適度にあるので当たり負けせず、ミート率も確保できる。走り感と剛性感のバランスの良さ、そしてなによりCF435ツアーとの相性が抜群だったんです。
「TOUR」と名付けられていることからもわかる通り、やさしすぎない適度なつかまりが“ちょうどいい”と吉田店長は言う
GP:どちらもつかまるけど、つかまりすぎない。そんな印象でしょうか。
シャフトはインパクト直前で走り、ボールをつかまえてくれると吉田店長
店長:その通りです。そして、こだわったのはヘッドスピード40m/sの人にピッタリ来るようなスペックなんです。
ゴルフ歴の長いヘッドスピード40m/sのゴルファーがやさしく飛ばせる機能に特化
GP:詳しく教えてください。
店長:まず、ヘッドはやや低めの弾道になりやすいので、ロフト角は11度とやや大きめにしています。シャフトはヘッドスピード40m/sの人にピッタリのSシャフトを46インチで組んでいます。そうすることにより、打ち出し角度14度前後の最適な弾道が打ちやすいんです。
ロフトは11度。ヘッドスピード40m/sのゴルファーがこのヘッドでもっとも飛ばせる可能性の高い設定だ
GP:435ccのヘッドを46インチで組むと、長さが気になったりしませんか?
店長:CF435ツアーは435ccながらシャローなので、小さく見えることはありません。ラファールMa1.0もシャフトのデザインが良く、長さを感じさせない。そのため、46インチのレングスによるヘッドスピードアップ効果を得ながら、視覚的には45.5インチ程度に感じられると思います。
デザインの妙で、46インチの長さを感じさせない
GP:どのような弾道が打てるクラブになっているのでしょうか?
店長:基本的には中弾道のストレートボールが打てるクラブです。14度程度の打ち出しに、2000回転台半ばから後半のスピンが入り、ドローが打ちたい人はドロー、フェードが打ちたい人はフェードが打てる。ただ、基本的には「真っすぐ飛ばせるクラブ」になっています。
フェース面には細かいミーリングが入れられていて、精度の高さを感じさせる
GP:スピンもそこそこ入ってくれたほうが、弾道の安定感がありますもんね。
店長:そうなんですよ。ヘッドは多少スピンが入ったほうが球は安定しますし、曲がりも少なくボールも上がります。そこにシャフトでスピンを少し減らしてあげる。これが飛ぶんです。ヘッドスピード40m/sで、つかまりすぎは嫌だけどちょっとつかまらないのも困る、というゴルファーにはピッタリのドライバーになっていると思いますよ!
アマチュア試打インプレッション
実際に組んだものを打ってみました。印象としては、とにかく曲がりの幅が狭い! 適度なつかまりがあって、ドロー系のボールがかなり打ちやすい一方、左に大きく曲がる球は出にくい。非常に安心して振り抜けるドライバーだと感じました。
シャフトは50グラム台ながらしっかり感があり、インパクト前後でほどよくしなってボールをつかまえてくれる感覚があります。ミート率の数値がかなり高く出るのも特徴かもしれません。
ロフト11度ながら、弾道は高くなりすぎず、中弾道。そして打感の良さもかなり好印象でした。弾く打感と吸い付く打感のちょうど中間から、やや弾き方向に寄せた打感という印象です。
40〜50代以降の、若い頃に比べると少しハードスペックがしんどくなってきたけれど、まだまだ振れる。そんなゴルファーにピッタリのクラブだと感じました。
【HS40m/sで驚きのパフォーマンス】ミステリー「CF435ツアー」をプロが試打! ネクストゴルフ「ラファールMa1.0」との相性は?【カスタムクラブ】
こんなゴルファーにおすすめ!
ミステリーのヘッドカバーが付属
スペック
【ヘッド】
- モデル名:ミステリー CF435ツアー
- ロフト角:11度
- ライ角:61.5度
- 重心距離:43.0±ミリ
- 重心角:22.5±ミリ
- 体積:435cc
- ヘッド重量:195±グラム
- 慣性モーメント:4500gcm2
- 素材・製法:フェース/DAT55G精密鍛造(レーザーミーリング加工)、ボディ/6-4チタン精密鋳造
- 右用のみ
【シャフト】
- モデル名:ネクストゴルフ ラファールMa1.0
- フレックス:S
- 長さ:46インチ
- 重量:52グラム
- トルク:5.3
- キックポイント:先中調子
詳細情報
商品名:ミステリーCF435ツアー×ラファールMa1.0 カスタムドライバー
- 商品番号:985465
- クラブ長さ:46インチ
- クラブ重量:297g±
- バランス:D1