歴史を作ってきた伝説のパターが
最先端機能をひっさげついに復活!
ゼブラパター(ZEBRA PUTTER)
ゼブラパターをご存知でしょうか。あるいは、覚えていますか? と問うべきかもしれません。1976年に誕生し、同年のレイモンド・フロイドのマスターズ制覇、1994年のニック・プライスの全英オープン制覇をささえたパターとして、一世を風靡したパターです。
このパターがすごいのは、当時としては極めて先進的技術を搭載していた点です。ヘッド内部を空洞化することで慣性モーメントを高めたマレット形状、調整可能なウェートシステム、ゼブラ柄によりアライメント性を高めるなど、今では当たり前となっている工夫を、半世紀前にすでに実現していたのです。
ゼブラパターは全4種類
2017年にはゴルフドットコムの「歴史上もっとも有名なゴルフクラブ18」に選出。2021年には「ゲームを変えた6本のパターデザイン」のひとつに選出されるなど、まさに歴史をつくったクラブ。
そのゼブラパターが、21世紀に奇跡の“復活”。最先端の性能とともによみがえった伝説のクラブをご紹介しましょう。
現代によみがえった“ゼブラパター4種”
新しくなったゼブラパターのラインナップは4種類。まずは「AIT#1」で、オリジナルのゼブラパターを想起させるというか、まさしく“現代によみがえったゼブラパター”と言うべき形状です。
低重心化に寄与する馬蹄型ソールプレートはトウ・ヒールに15グラムのウェートを搭載することで慣性モーメントが高く、ミスヒットを許容してくれます。フェースバランスのマレット型パターとして、その中身は現代風にアップデートされています。
【AIT 1】
トウ・ヒールに15グラムのウェート付きマレット型パター
新しくなったゼブラは「ゼブラ型」だけではありません。AIT#2は人気の「ツノ型」形状。ツノ部分には重量が配置され、それにより慣性モーメントが高められることで、スムーズな回転と直進性をもたらしてくれます。
【AIT 2】
ツノ部分に重量が配置されたツノ型パター
そしてAIT#3はまさしく「21世紀のゼブラパター」を象徴するようなモデル。ソールの四箇所にウェートを配置することで最大級の慣性モーメントを獲得。ゼブラ柄のアライメントとも相性が良い大型マレット形状は、ショートパットの不安を一掃してくれるでしょう。
【AIT 3】
ソールの4箇所にウェートを配置した大型マレット形状パター
AIT#4はトウヒールバランスのブレードタイプ。もっともオーソドックスな形状といえますが、ソールのヒールにはウェートが配置することで高い寛容性を獲得。フリンジ部分にはきっちりゼブラ模様もデザインされ、“ゼブラらしい”プロダクトとなっています。
【AIT 4】
トウヒールバランスのブレード型パター
4本すべて完成度が高く、スコアメイクに直結!
実際にこの4本を手に取ってみましたが、リブランドにあたって有名パターデザイナーであるオースティ・ローリンソンを招聘したというこの4本、正直どれも完成度が極めて高いことに驚かされます。ブレードタイプのAIT#4は「とりあえず用意しました」というレベルではない存在感。
ツノマレットの#2も極めてキレイな形状をしていますし、大型マレットの#3もアドレスしやすく、スコアメイクに直結してくれそう。
ソールには各形状によってウェイトを配置
そして言うまでもなく、伝説のデザインを踏襲した#1にはやはり歴史を作ったモデルだけが持つ独特の魅力があふれている。そして、4モデルすべてについて「ゼブラ柄」が絶妙なアクセントになっています。デザインとしてだけでなく、アライメントにも寄与している点が素晴らしい。
ただの「なつかしのブランドの復活」というだけでない、最先端の、時代を作り上げるようなパターをもう一度作ろうという意欲がこれら4モデルからは溢れています。往年のゼブラを知る人にも、そうでない人にも、ぜひ手に取っていただきたいパターです。
モノトーンでシンプルなパターカバーもついています
詳細情報
商品名:ゼブラパター(ZEBRA PUTTER)
- 商品番号:985414、985415
- クラブ長さ:34インチ
- シャフト:ZEBRA PUTTER専用スチールシャフト
- グリップ:ZEBRA PUTTER専用パターグリップ
- ロフト:3度
- ヘッド重量:AIT 1~3:355g / AIT 4:350g
- ウエイト:15g×2
- 右用のみ