上がる! 飛ぶ! チーピンしない!
「黄金スペックユーティリティ」誕生
バルド コルサUT×デラマックス03UT カスタムユーティリティ
デラマックスから最新UTシャフト「03UT」が登場
デラマックスといえば「飛ばし」に特化したシャフトメーカーとして知られる。中部から関西にかけてとくに人気が高く、トップアマやプロにも使用者が多い。
デラマックス「03UT」
そのラインナップのなかで、愛用者から待望されていたユーティリティ用シャフトが、2022年の夏についにベールを脱ぐことになった。それが「03UT」シャフトだ。
ユーティリティは悪いライからでも打ちたいクラブ。同時に、ロングレンジからグリーンを狙いたいクラブでもある。そのため必要なのは飛距離と方向性の両立。
そのため、デラマックスらしいしなり感を残して飛距離性能に優れつつ、ここ一番でつかまり過ぎて左に曲がるミスの出にくい設計となっている。
ピンチに強く、しっかり飛んで、左へのミスがこない。ユーティリティのシャフトとしては理想的だ。では、このシャフトの性能をマックスに引き出してくれるヘッドはいったいどれだろう?
中部地方の大人気ショップ「スズキゴルフ」のカリスマ店長がセレクト
今回その組み合わせを提案してもらったのが、愛知県半田市のショップ、スズキゴルフの店長・榊原吉規さん。ベストスコアはなんと「64」という中部地区を代表するトップアマとしても大活躍するエリートゴルファーであり、
デラマックスシャフトの愛用者でもある。セレクターとしてこれよりふさわしい人物はいないはずだ。
バルド「コルサUT」
そんな榊原店長が「デラマックス03UT」にピッタリのヘッドとして提案してくれたのが、大人気カスタムクラブメーカー・バルドの「コルサUT」だ。なぜこのシャフトとヘッドの組み合わせがベストなのか、以下、榊原店長との一問一答をご覧いただこう。
バルド「コルサUT」は上がりやすさと構えやすさが魅力の高性能ユーティリティ
ゴルフポケット(以下、GP):デラマックスの「03UT」シャフトにバルドの「コルサUT」を合わせた、その意図を聞かせてください。
榊原店長(以下、榊原):ユーティリティに求めるものって、上級者もそうでない方も、上がりやすいことが絶対だと思うんです。ボールを上げやすければグリーンに止められますし、キャリーを増やして飛距離を稼ぐこともできますから。コルサUTはその“上がりやすさ”に優れていて、それでいて構えやすいんです。

GP:デラマックスの03UTとの相性という点ではいかがでしょうか。
榊原:球が上がりやすいヘッドはつかまりやすいヘッドでもありますが、そうなると怖いのが左へのミスですよね。ユーティリティはショートアイアンと並んで左へのミスが出やすい番手ですが、03UTは左へのミスを防ぎつつ、弾きもいいんです。
GP:なるほど、ヘッドで球をつかまえて持ち上げ、シャフトで左へのミスを消す……。
榊原:そうなんです。実は私はデラマックスのドライバー用シャフト「07シリーズ」を使っているのですが、これは弾きが良いのに左へのミスがないのが魅力で、今回の「03UT」にも同じニュアンスを感じるんです。つかまるヘッドと左にいかないシャフトって、相性がいいんです。
榊原店長自身は「90S」をテスト中。「実戦投入も近いです」という
GP:上がりやすくて高さが出てちょっと飛ぶ……たしかにユーティリティに求めるのってそこですね。
榊原:バルドの現行「コルサUT」は、実は前モデルに比べてロフトが1度立っているんです。ところが球の上がりやすさは変わらない。つまり、設計的に進化しているんです。
ソールのステンレスプレート、タングステンウェートにより低重心化。上がりやすさは抜群だ
GP:見た目にもカッコいいヘッドですよね。
榊原:そう思います。ステンレススチールのパネルやタングステンウェートをソールに配置して低重心化したり、カーボンクラウンを採用したり、最強素材とも言われるDAT55Gをフェース面に使うなど、ドライバー的な作り方をしているんですね。性能はもちろん、見た目、音もいいヘッドです。
低めの打音と締まった打感も魅力だ
アイアンが「5番から」なら20&23度。「6番から」なら20、23、26度の3本セットがオススメ
GP:ヘッドとシャフト、それぞれオススメのスペックはありますか?
榊原:まずロフトですが、アイアンが「5番から」であればロフト23度。「6番から」であれば26度を中心に考えていただきたいですね。20、23、26と3本を入れるのもいいですし、23、26の2本体制もいいと思います。17度ロフトはある程度パワーのある方に採用いただきたいですね。
GP:シャフトの重量に関してはいかがでしょうか?
榊原:03UTには50、75、90の3バリエーションがありますが、基本的にユーティリティのシャフトはアイアンに比べて10〜30グラムほど軽めを選んでもらいたいですね。60グラム台のカーボンシャフトを使っている方なら50、90グラム台のスチールシャフトを使っている方なら75、といったように。私が使うなら90グラムのSシャフトです。
アイアンシャフトよりも少し軽めを選ぶのがいい
GP:私のアイアンのシャフトは90グラム台で、しなりを感じたいタイプなので75のRになりますね。なるほど、よくわかりました!
デラマックス03UT×バルド コルサUT。これはユーティリティの黄金スペックだ!
スズキゴルフは地元の有名店で、その試打会には多くのメーカーが集結し、近隣のゴルファーから大人気。デラマックスのシャフトとバルドのヘッドは、試打会でもそれぞれ人気のメーカー。
カスタムクラブ界の人気メーカーふたつの最新ヘッドとシャフトの“黄金スペック”は、スズキゴルフのクラフトマンが1本1本組み上げて、全国のゴルファーへと届けられる。160〜200ヤードのレンジを狙い打てるクラブを探している方に、ぜひ手にしてもらいたいクラブだ。
ヘッドスペック

名称:2022バルド コルサ ユーティリティ
ロフト角:17度、20度、23度、26度
ヘッド体積:124cc
ライ角:17度/59度、20度/59.5度、23度/60度、26度/60.5度
フェースアングル:0度
ヘッド重量:17度/235グラム、20度/240グラム、23度/245グラム、26度/250グラム
フェース素材・製法:DAT55G 精密鍛造フェース
ボディ素材・製法:8-1-1Ti 精密鋳造、カーボンクラウン、パワープレート
ウェート:8g × 6g
シャフトスペック
【03UT-50】
フレックス:R2、R、S
重量:49グラム
トルク:3.7
キックポイント:中調子
長さ:41インチ/1041センチ
チップ径:0.350インチ、8.90ミリ
バット径:0.600インチ、15.20ミリ
【03UT-75】
フレックス:R、S、X
重量:72グラム
トルク:3.0
キックポイント:中調子
長さ:41インチ/1041センチ
チップ径:0.350インチ、8.90ミリ
バット径:0.600インチ、15.20ミリ
【03UT-90】
フレックス:S、X
重量:89グラム
トルク:2.8
キックポイント:中調子
長さ:41インチ/1041センチ
チップ径:0.350インチ、8.90ミリ
バット径:0.600インチ、15.20ミリ
詳細情報
- 商品名:バルド コルサUT×デラマックス03UT カスタムユーティリティ
- クラブ総重量:【3番(20度)】378g
- 長さ:【3番(20度)】39.75インチ
- バランス:【3番(20度)】D2
- 振動数:【3番(20度)】276cpm
- 上記はシャフト03UT-90(S)装着時です。
◆ヘッドカバーは付属していません。