かつて「週刊ゴルフダイジェスト」連載「理系のゴルフ」で反響を呼んだ科学的なスウィング解析が、より詳しく、よりわかりやすくなって１冊の本になった！　足元からクラブヘッドに至る力の伝達を支点・力点でつなげた独自理論で、12の「型」をそっくり覚える、運動センスのいらないゴルフ。忙しいサラリーマンにも最適！



《 目 次 》
序章　なぜ遅く始めた人は上達できないのか

スウィングには見えない「型」がある／見えない「型」を見る／スウィング軌道はなぞらない／「型」で覚えたほうが上達が早い／上達するための４つのキーワード

第１章　遅く始めた人が覚える「型」はこれだ！
スウィングのあらまし／アドレス／バックスウィング／高いトップをつくる／肩幅を狭める理由／三角形は崩すもの／トップ（切り返し）／なめらかな動作とタイミング／ダウンスウィング／インパクトゾーン／フォローからフィニッシュへ／スウィング中のフェースの向き

第２章　ボディターンの「型」を覚える
ボディターンとは／右ヒップターン／右ヒップターンによる腰の移動／右足体重で回る理由／右ヒップターンとニーアクション／左ヒップターン／リラックスターン／「ハの字」で行う一連のボディターン／腰の動作でリズミカルなテンポをつくる／飛ぶボディターン、飛ばないボディターン

第３章　アームアクションの「型」を覚える
アームアクションとは／スウィングの大きさはＡ動作で決まる／Ｂ動作でヘッドをプレーンに乗せる／Ａ動作とＢ動作の効果／Ａ動作＋Ｂ動作で「レインボーアーク」を描く／描く軌道の「型」が重要／切り返しのＣ動作／苦手のダウンを成功させるＤ動作／インパクトゾーンを決めるＥ動作／左手のＦ動作／フィニッシュをつくるＧ動作

第４章　クラブヘッドを軌道に乗せる「型」
ボディターンとアームアクションの関係／軌道をなぞると、軌道から外れる／右ヒップターンが力を発揮する方向／ソラックスターンが力を発揮する方向／バックスウィングでボディターンが描く軌道／バックスウィングをオンプレーンで行う／Ｃ動作の潜在軌道／Ｄ動作とスウィングプレーン／インパクトゾーンの「からくり」／インパクトゾーンの肩の動作／クラブヘッドの軌道を立体的にとらえる／軌道を上から見る／軌道を正面から見る

第４章　クラブヘッドを軌道に乗せる「型」
ボディターンとアームアクションの関係／軌道をなぞると、軌道から外れる／右ヒップターンが力を発揮する方向／ソラックスターンが力を発揮する方向／バックスウィングでボディターンが描く軌道／バックスウィングをオンプレーンで行う／Ｃ動作の潜在軌道／Ｄ動作とスウィングプレーン／インパクトゾーンの「からくり」／インパクトゾーンの肩の動作／クラブヘッドの軌道を立体的にとらえる／軌道を上から見る／軌道を正面から見る

第５章　飛ばし屋はテコの原理を使うもの
加速テコの「型」で飛ばす／加速テコは２つある／第１加速テコとは何だろう／第２加速テコ／力点のＵターンで飛ばす／Ｔ型の第２加速テコ／ＴＥ型の第２加速テコ／右手の力点とは／タイガーも右手の押しで飛ばす／パーフェクトフィンガーで握ろう／エルスのグリップワークに学ぶ／飛ばすための最強グリップ／右手の押す方向は？／ハンドファーストが飛ばしの最終型／左ひじ引けが飛ばないわけ／インパクトゾーンをハーフスウィングで覚えよう

第６章　セットアップの「型」
セットアップ／前傾姿勢の法則／スタンス／体重配分／グリップの形と役割／グリップとフェースコントロール

あとがき

◎巻末付録◎
２段直列型回転／３段直列型回転／滑車とクランク構造の効率の違い／ベクトル／二次曲線とラセン／ラセン解消の原理