飛ぶ!という口コミで大人気のクラブメーカー「ジェイビーム」 その新作「レイザム」も、やっぱり飛び性能MAX。ドラコンプロが市販スペックで364ヤードを飛ばしたというその性能を見ていこう。
操作性と直進性を兼ね備え、しかも強弾道
東京・足立区のカスタムクラブメーカー・ジェイビームの商品開発には、ツアープロへの指導実績も豊富な理論派でもある山崎泰宏ドラコンプロが深く関与している。
アベレージゴルファーが使えるスペックで戦う(ただし長さだけは長尺)という異色のドラコン選手である山崎プロ、このレイザムとZYスネークの組み合わせも実戦投入済みだという。
「このヘッドとシャフトの組み合わせは試合でテストして、364ヤードで優勝したんです。そのときに使ったのがロフト9.5度でフレックスがSR。すごくやさしく飛ばせることが確認できています」(山崎プロ)
そもそも「ZYスネーク」シャフトは、山崎プロがドラコンの試合で使うために生まれたのだそうだ。
ジェイビーム「ZY-SNAKE」「ドラコンで戦うために作ってもらったのですが、あまりにも出来が良かったので、一般ゴルファー向けの製品となったシャフトです」と山崎プロがいうように、ドラコン選手が使うシャフトというイメージからはかけ離れたクセのないしなりが特徴のシャフトで、球がよくつかまる。
「レイザム」ドライバーをアマチュアが試打
ゴルフポケット企画担当・Oがレイザムドライバーを試打してみた。
「455ccとほぼフルサイズですが、構えた顔は締まって見え、いわゆる『塊(かたまり)感』があります。それだけにインパクト効率が良く、飛距離が出しやすいヘッドです。球筋は中弾道ストレートからややフェードで、スピンボールをコントロールしやすいけれども直進性も高く、左へのミスが出ません。中級者から上級者が好みそうですが、ZYスネークシャフトと組み合わせることで絶妙なやさしさも得られます」(試打担当・O)
実際に打ってみても、普通に球が上がり、直進性は高く、操作性はあるけれどもやさしいヘッドという印象を受ける。それでいて、ドラコンの“現場”で磨かれた飛距離性能も兼ね備えている。それが「レイザム×ZYスネーク」ドライバーなのだ。