ゴルフ好きとして知られるタレント・ユージ。ドラコンに出場するほどの飛ばし屋だが、「一番好きなのはウェッジ」だとか。そんなユージが、自身の理想を全て詰め込んだウェッジがついに完成した!
リーディングエッジ丸め。バウンス少なめで「遊べる」
「ドライバーのイメージを持たれることが多いんですけど、一番好きなクラブはウェッジで。アプローチで浮かしたり、転がしたりとか“遊ぶ”のが楽しくて」(ユージ)
そう語るタレント・ユージの“理想のウェッジ開発”に手を上げてくれたのが、延べ10万本のウェッジを世に送り出してきたというアクシスゴルフ代表でクラブ職人の大越和幸さん。このプロジェクトはユージがアクシスゴルフのウェッジ全モデルを試打するところからスタート。そこから、自身の理想を大越さんに伝えていく。
ヒアリングから完成イメージについて、大越さんはこう話す。
「まず見た目はシンプルで玄人好み。リーディングエッジを丸めてバウンスは少なめ、ユージさんはテクニックをいろいろ使いたいとのことなので、セミグース形状で、ソールのヒール側を少し削って開きやすくしています」(大越さん)
試行錯誤の結果、バウンスは11度。ソールのヒール側を削り落とし、開いたときによりリーディングエッジが浮かない仕様に決まり、形状が確定。しかし、ユージのこだわりはまだ止まりません。
「フェース面を広く使えるよう『フルスコアライン』に。『全面フェースミーリング』加工もお願いします!」とユージ。 さらに、シャフトはダイナミックゴールドS200、グリップはツアーベルベットラバー。長さは35インチにバランスはD3。ユージ自身のエースウェッジとまったく同じ仕様にした。
こうして生まれたのが、「Z5ツアーウェッジYZカスタム」。止める。転がす。立てる。開く。寄せる。入れる。すべてを叶える、究極の“遊べる”ウェッジが誕生しました。