【Shot Scope V3】ショットデータ(ストロークゲインド)の分析方法

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★ショットスコープ V3とは、ラウンド中の全ショットを自動で記録し、飛距離やスコア、自身のショットの傾向をアプリで分析できる腕時計型の距離測定器です。商品詳細は以下のゴルフポケット各店をチェック↓

GPS距離測定ウォッチ Shot Scope V3(ショットスコープ V3)
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また、このブログではショットスコープ V3の使い方を初期設定からラウンド中の使い方・ラウンド後のデータ分析方法まで詳しく紹介しています。記事一覧はコチラ

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ご自身のゴルフライフに役立つ様々なデータを分析できるのがショットスコープV3ですが

・自分のショットの傾向が分析できる

・自分の長所・短所の部分が数字ではっきり分かる

のが特長です。このページは登録されたショットデータ(ストロークゲインド)分析画面の説明になります。以下の内容でスマートフォンのアプリを操作しながら見ていきましょう。

※パソコン版で見ると更に詳細なデータがあります。コチラからアプリと同じメールアドレス・パスワードでログインすると見る事ができます。各種データの見方にて「パソコン版だけにしかないデータ」も併せてご紹介していきます。

各種データの見方 パフォーマンス編(Performance)

こちらでは、ラウンド時の各ショットの飛距離やクラブ毎のパフォーマンスについて見られるデータについてご説明します。アプリの使い方は、インターフェースがiPhoneとAndroidで端末によって異なりますが、それぞれ以下の方法で以下の画面を開きます。

・iPhone⇒アプリ左下の「Performance」を押す

・Android⇒アプリ左上のメニューから「Performance」を押す

すべてのデータに右上にプルダウンがありますので、年や過去〇回などデータを計算する範囲も設定できます。

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Clubsのデータの見方

まずは一番上の「Clubs」から見ていきましょう。こちらを開きますと以下の様にクラブ毎に3つの飛距離データを見ることができます。それぞれのデータ内容について説明します。

・P-Avg(Positional Shotなど異常な値を抜いた、そのクラブの平均飛距離)

・Average(当該クラブの、全てのショットの平均飛距離。一般的には少ない値になります)

・Longest(当該クラブの、Positional Shot以外で最も飛んだ飛距離の値。ラフへ行ったショットも含みます)

パソコン版のみ:「Usage」の項目があり、それぞれのクラブの使った割合が表示されます。また飛距離も全てのショットだけでなく「Tee Shots(ティーショット)、Approaches(セカンドショット)、Short Game(グリーンエッジから30ヤード以内アプローチ)」に分けて平均飛距離などが表示できます。

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更にLongestのグラフを押すと、どのコースで・いつの日時に計測されたかが表示されます(左図)そこに出ているオレンジ色の「Link to Shot」を押すと、そのショットを打ったHolesのデータが表示されるので振り返るのに便利です。(右図)

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ここでの重要なデータとして、クラブ毎の平均飛距離を見てみましょう。下の例ですと、一見クラブ毎にきれいな飛距離の階段が出来ている様に見えますが、4番アイアンだけが数値が低くなっています。これは4番アイアンではトップしてしまうなど、上手く番手通りの飛距離が打てていない事を意味しますので、苦手なクラブがあればここで具体的な数値と共に見つけ出して今後に活かせるのがShotScope V3の使い方になります。

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Tee Shotsのデータの見方

次に「Tee Shots」のデータの見方です。画面を開くと以下の様になっています。まず「Overview」の上から順にご説明します。

・フェアウェイキープ、及び左ラフ・右ラフに打ったそれぞれのショット数・割合のグラフ

・ペナルティショット及びバンカーに入ったショット数・割合

・ラフを含むもっとも飛んだティーショットの飛距離(Longest Drive)、異常な値を抜いたティーショットの平均飛距離(Performance Average)、全てのティーショットの平均飛距離(Average)

パソコン版では、バーディやボギーなどスコア別のティーショットのデータや、フェアウェイからどのぐらい左右に外れたかなど視覚的に見る事ができます。

shotscopeV3_89_ストロークゲインド_計算方法

・Score to Parはタップすると左図の画面になり、ティーショットがフェアウェイキープ・左右ラフ・バンカーに行った場合の、それぞれパーに対してプラス(あるいはマイナス)何打だったかと表示しています。この場合左ラフの場合は+1.9打、全体では+1.7打を、パー数にプラスして余計に打った事が分かります。

・Fairway by Clubはタップすると右図の画面になり、各クラブでのティーショットの回数、フェアウェイキープの割合が表示されます。

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次にStrokes Gained(ゴルフでのショットの貢献度)を上から順にご説明します。

ストロークゲインドの計算方法

ストロークゲインドの計算方法は、当該コースをプレーしたゴルファーの平均スコアから自分のスコアを引き算することで算出されます。つまりストロークゲインドの数値がプラスの場合は、コースをプレーしたゴルファーの平均より自分の方がスコアが良いことを意味します。逆にストロークゲインドの数値がマイナスの場合は、平均より自分の方がスコアが悪いことになります。

・プルダウン(ここでTour Playerや任意のハンディキャンプを選択し、自身のスコアと比較する対象を決めます。数字はそのラウンド全体でのストロークゲインドの数値で、比較となるゴルファー平均に対して何打良いかor悪いか)※良い場合はプラス、悪い場合はマイナスの数値になります。

・Tee Shots(パー4とパー5のティーショットで、選択したゴルファー平均に対して何打良いかor悪いか)

・Tee to Green(第1打のティーショットから、ゴルファーがグリーンに到達するまでのすべてのショットが、平均に対して何打良いかor悪いか)

ショットスコープ_V3_81_ストロークゲインド_計算方法

・Tee Shots by Hole Distanceはタップすると左図の画面になり、ティーショットが「350ヤード未満のホール」「350-450ヤード未満のホール」「450ヤード以上のホール」において、それぞれゴルファー平均に対して何打良いかor悪いかを示します。

・Tee Shots by Hole Accuracyはタップすると右図の画面になり、ティーショットがフェアウェイキープ・フェアウェイ以外の左右・バンカーに行った場合において、それぞれゴルファー平均に対して何打良いかor悪いかを示します。

ショット_スコープ_V3_81_ストロークゲインド_計算方法

このStrokes Gainedの例では「Tee ShotsはプラスだがTee to Greenがマイナス」なので、2打目以降に課題がある事が分かります。

Approachesのデータの見方

続いて「Approaches」のデータの見方です。このデータはグリーンを狙うセカンドショットなどを意味し、パー4とパー5の2打目、及びパー3のティーショットがデータ対象になります。画面を開くと以下の様になっていますのでまずは「Overview」の上から順にご説明します。

・円グラフは、グリーンオンや左右・手前、奥に外したそれぞれの割合(左図)

・Green Success By Club(タップすると右図が開き、各クラブ毎にショットした回数とグリーンオンした割合を表示します)

パソコン版では、いつのラウンドのショットが、ピンからどのぐらいの位置に打ったかなど視覚的に見る事ができます。

ショット_スコープ_V3_82_ストロークゲインド_計算方法

・Green Success by Distance/Lie(タップすると左図が開き、残り距離を「50-100ヤード未満」「100ヤード以上150ヤード未満」に分けて、それぞれティーから、フェアウェイから、ラフから、バンカーから打った場合のグリーンオンした割合を表示します。Overallは全体平均)

・Proximity Breakdown(タップすると右図が開き、ピンからどれぐらいの距離に打ったかの割合を、ピンからの距離別にグラフで表示します。グリーンオン以外も含みます)

ショットスコープ_V3_82_ストロークゲインド_計算方法

・Proximity by Distance/Lie(タップすると左図が開き、残り距離を「50-100ヤード未満」「100ヤード以上150ヤード未満」に分けて、それぞれティーから、フェアウェイから、ラフから、バンカーから打った場合に、平均してピンからどのぐらいの距離に打ったかを表示します。グリーンオン以外も含みます。Overallは全体平均)

・Proximity By Club(タップすると右図が開き、クラブ毎にピンから平均してどのぐらいの距離に打ったか、また打った回数を表示します。グリーンオン以外も含みます)

ショットスコープV3_82_ストロークゲインド_計算方法

・Shots to Finishは、クラブ毎に「そのクラブのショットを含めて、平均何打でホールアウトしたか」を表示します。

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次に「Strokes Gained」を上から順にご説明します。

・プルダウン(ここでTour Playerや任意のハンディキャンプを選択し、自身のスコアと比較する対象を決めます。数字はそのラウンド全体でのストロークゲインドの数値で、比較となるゴルファー平均に対して何打良いかor悪いか)※良い場合はプラス、悪い場合はマイナスの数値になります。

・Approach(左図でグリーンを狙うセカンドショットなどを意味し、パー4とパー5の2打目及びパー3のティーショットで、ゴルファー平均に対して何打良いかor悪いか)

・Approaches by Distance(タップすると右図の画面になり、それぞれの残り距離において、ゴルファー平均に対して何打良いかor悪いかを示します)

ショットスコープ_V3_83_ストロークゲインド_計算方法

・Approaches by Lie Type(タップすると以下の画面になりそれぞれティーから、フェアウェイから、ラフから、バンカーから打った場合において、ゴルファー平均に対して何打良いかor悪いかを示します)

ショット_スコープ_V3_83_ストロークゲインド_計算方法

このStrokes Gainedの例では、残り距離が短くなればなるほどストロークゲインドがマイナスになっていたので、より短いクラブのショットに課題がある事が分かります。

Short Gameのデータの見方

「Short Game」のデータの見方です。このデータはグリーンエッジから30ヤード以内の全ショットがデータ対象になります。画面を開くと以下の様になっていますのでまずは「Overview」の上から順にご説明します。

・棒グラフは、それぞれの残り距離からグリーンオンした割合を表示します(左図)

・Proximity by Club(タップすると右図が開き、クラブ毎にピンから平均してどのぐらいの距離に打ったか、また打った回数を表示します)

パソコン版では、いつのラウンドのショットが、ピンからどのぐらいの位置に打ったかなど視覚的に見る事ができます。

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・Proximity by Distance/Lie Type(タップすると左図が開き、残り距離を「25ヤード未満」「25ヤード以上50ヤード未満」に分けて、それぞれフェアウェイから、ラフから、バンカーから打った場合のグリーンオンした割合を表示します。Overallは全体平均)

・Up + Down(タップすると右図が開き、各クラブでのショット数、その内の寄せワンの割合を表示します。

ショットスコープ_V3_84_ストロークゲインド_計算方法

・Up + Down by Distance(タップすると左図が開き、残り距離を「25ヤード未満」「25ヤード以上50ヤード未満」に分けて、それぞれ打った場合の寄せワンした割合を表示します。Overallは全体平均)

・Sand Save(バンカーから打ってパーを取った割合になります)

・Shots To Finish(タップすると右図が開き、クラブ毎に「そのクラブのショットを含めて、平均何打でホールアウトしたか」を表示します)

ショット_スコープ_V3_84_ストロークゲインド_計算方法

次に「Strokes Gained」を上から順にご説明します。

・プルダウン(ここでTour Playerや任意のハンディキャンプを選択し、自身のスコアと比較する対象を決めます。数字はそのラウンド全体でのストロークゲインドの数値で、比較となるゴルファー平均に対して何打良いかor悪いか)※良い場合はプラス、悪い場合はマイナスの数値になります。

・Approach(左図になり、グリーンエッジから30ヤード以内の全ショットで、対象ゴルファー平均に対して何打良いかor悪いか)

・<25 yds および25-50 yds(25ヤード未満及び25-50ヤード未満のショットにおいて対象ゴルファー平均に対して何打良いかor悪いか)

・Short Game by Lie Type(フェアウェイ・ラフ・バンカーから打った場合の、それぞれのショットにおいて対象ゴルファー平均に対して何打良いかor悪いか)

ショットスコープV3_85_ストロークゲインド_計算方法

このStrokes Gainedの例では、残り距離が25ヤード未満がストロークゲインドがマイナスになっていたので、短いアプローチのショットに課題がある事が分かります。

Puttingのデータの見方

「Putting」のデータの見方です。このデータはグリーン上でのパッティングがデータ対象になります。画面を開くと以下の様になっていますのでまずは「Overview」の上から順にご説明します。

・円グラフは、カップインしなかったパットのうち、ショートした割合(Miss Short)とオーバーした割合(Miss Long)を表示しています(左図)。円の内側の色付き部分をタップすると、それぞれ1m以内に寄った割合も表示されます(右図)。Miss Shortが多ければ、打ち切れていないパットが多かったという事になります。

・Longest Puttは、カップインしたロングパットの距離を表示しています。

ショットスコープ_V3_85_ストロークゲインド_計算方法

・Avg Putts Per Roundは、パーで終えたホールの平均パット数になります。

・Average Putts Per GIRは、パーオンしたホールの平均パット数になります。

その下には1パット、2パット、3パットの割合がそれぞれ表示されています。

・Makeは、それぞれの残り距離から打った回数と、カップインした割合になります。

ショット_スコープ_V3_85_ストロークゲインド_計算方法

次に「Strokes Gained」を上から順にご説明します。

・プルダウン(ここでTour Playerや任意のハンディキャンプを選択し、自身のスコアと比較する対象を決めます。数字はそのラウンド全体でのストロークゲインドの数値で、比較となるゴルファー平均に対して何打良いかor悪いか)※良い場合はプラス、悪い場合はマイナスの数値になります。

・Putting(左図で、グリーン上でのパッティングがゴルファー平均に対して何打良いかor悪いか)

・Putting by Distance(タップすると右図の画面になり、それぞれのカップまでの残り距離において、ゴルファー平均に対して何打良いかor悪いかを示します)

ショットスコープV3_86_ストロークゲインド_計算方法

このStrokes Gainedの例では、残り距離が10フィート未満(3メートル以内)のストロークゲインドがマイナスになっていたので、短いパッティングに課題がある事が分かります。

Scoringのデータの見方

最後に「Scoring」のデータの見方です。これはパーやボギーなどのスコアに関するデータになります。画面を開くと以下の様になっていますのでまずは「Overview」の上から順にご説明します。

・左図の円グラフ(Score Breakdown)は、イーグル・バーディ・パー・ボギー・ダブルボギー以上のスコアの割合、数になります。

・右図のAverage Score to Par(1回のラウンドで、パー数合計に対してどのぐらいプラスorマイナスかの平均値になります)

・Lowest Score to Par(1回のラウンドで、パー数合計に対して最もマイナスだった時の値。最もスコアが良かった時になります)

・Average Front(Back) 9 to Parは、前半or後半のラウンドで、パー数合計に対してどのぐらいプラスorマイナスかの平均値になります。

・Average Par3(4,5) Scoreは、パー3もしくはパー4、パー5で、それぞれの平均スコアになります。

ショットスコープ_V3_86_ストロークゲインド_計算方法

次に「Strokes Gained」を上から順にご説明します。

・プルダウン(ここでTour Playerや任意のハンディキャンプを選択し、自身のスコアと比較する対象を決めます。数字はそのラウンド全体でのストロークゲインドの数値で、比較となるゴルファー平均に対して何打良いかor悪いか)※良い場合はプラス、悪い場合はマイナスの数値になります。

・棒グラフは、Tee Shots・Approach・Short Game・Puttingにおいて比較となるゴルファー平均に対してそれぞれ何打良いかor悪いかを表示しています。

・Front 9(Back9 )は、前半・後半のラウンドがゴルファー平均に対して何打良いかor悪いかを示します。

・Par 3 by Hole Distanceは「150ヤード未満」「150~200ヤード未満」「200ヤード以上」のパー3距離別に、それぞれゴルファー平均に対して何打良いかor悪いかを示します(右図)

ショット_スコープ_V3_86_ストロークゲインド_計算方法

・Par 4 by Hole Distanceは「350ヤード未満」「350~400ヤード未満」「400ヤード以上」のパー4距離別に、それぞれゴルファー平均に対して何打良いかor悪いかを示します(左図)

・Par 5 by Hole Distanceは「500ヤード未満」「500~550ヤード未満」「550ヤード以上」のパー5距離別に、それぞれゴルファー平均に対して何打良いかor悪いかを示します(右図)

ショット_スコープ_V3_87_ストロークゲインド_計算方法

このStrokes Gainedの例では、パー4のストロークゲインドが特にマイナスになっており、かつ距離が長いミドルほどマイナスになっています。またApproachのマイナスも大きい事を考えると「ミドルホールのセカンドショット」に課題がある事が分かります。

以上がパフォーマンス編の分析・使用方法となります。

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