いつからか「フェースは開いて閉じる」ではなく「シャットな状態をキープする」が正解に。それがなかなか難しいのよ、と悩むみなさん、この練習器具が課題を解決してくれるかも!
世界的コーチも開発に携わった「プロセンダー」
プロセンダーは、かつてタイガー・ウッズのコーチも務めたショーン・フォーリーが開発に携わった練習器具。
その正体は非常にシンプル。右利きの場合右手にコテ付きのリストバンドを装着すれば準備完了。リストバンドにマジックテープで水色のゴムボールを付けて、さらに練習効果を高めることも可能だ。
始動時に右手甲をこのコテにつけるように折ることで、自然にフェースはシャットに。その状態をキープしたままスウィングすることで、シャットフェースやハンドファーストといった、現代スウィングの必須要素が身に付くのだ。
ドライバーの大型化に伴い、スウィング中フェースはシャットな状態をキープするのがいまや“常識”。その最適な教材となるのがこのプロセンダー。
このプロセンダーは実際に効果があるのか。平均スコア90台、40代のアマチュアゴルファーが試してみた。
「SNSなどでよく見かけ、気になっていました。動作としては右手甲をコテに付けるだけなのですが、その結果手首がロックされるため、個人的には手打ち解消に効果的だと感じました。ハンドファーストにインパクトする感覚も自ずと身に付くのも驚き。シンプルながら効果が絶大な練習器具だと思います」
右手甲をコテに付けることで手首の動きが制限され、手首を使ってクラブを振り上げる動作がやりにくくなる。その状態でクラブを振ろうと思えば、おのずと体をしっかりと使うしかない。
また、手首の開閉の動きも起こりにくくなるので、フェースは自然とシャットな状態がキープされる。その状態でスクェアにインパクトしようと思うと、結果的にはハンドファーストのカタチになるのだ。
つまり、シャットフェース、ハンドファーストといった、現代スウィングの必須要素が体感できてしまうというわけ。
スウィングの大型アップデートに最適な「プロセンダー」。一度試してみる価値がありそうだ!
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