飛ばしに定評のあるメーカー、ジェイビーム。その最新ドライバーは、ずばりハイドローが打てる仕様。フェードもいいけど、やっぱり我らアマチュアが憧れるのは高弾道のドローボール!それが打ちやすいとなれば……チェックするしかない!
ソールの4本の溝がヘッドを加速させる
飛ばしに定評のあるカスタムクラブメーカー、ジェイビームが「ハイドローが打てる」をコンセプトにクラブをリリースした。
カーボンクラウンによる低重心化で球を上げやすく、さらに、450ccのちょい小ぶりヘッドのソール後方にはウェイトが配され、重心距離は35ミリと短めの「J BLAST X」。よくしなるのに強靭な40グラム台のZY-REVIVEのシャフト特性も相まって、つかまって上がる、すなわちハイドローが打ちやすいクラブとなった。
ジェイビームのクラブ開発に携わる山崎泰宏プロによれば「打ち出しから右に出て、プッシュかな?と思った球が返ってくる。そんなドライバーになっています」という。「上手く打てると、真っすぐ打ち出された球が落ち際で左に切れていくような弾道になります」というのもうれしいところ。
山崎泰宏プロに同社試打室で“お手本”を示してもらった。まずバシッと打ったボールはいきな307ヤードを記録。トラックマンのデータによれば、打ち出し角度は12.6度と高め。それでいてスピン量は2247回転と理想的な数値であることがわかる。
「打ったのは9.5度のSシャフト。40グラム台のシャフトですが、ヘッドスピード50m/sで打っても問題ありません。もちろん、ヘッドスピード40m/s前後でも打てますよ。僕はハンドファーストが強く、ロフトを立てながらインパクトするタイプですが、打ち出しは12.6度と十分に高い。球もよくつかまっていますし、スピン量も適正だから、飛距離は出やすいと思います!」(山﨑プロ)
ぼくらの憧れ、ハイドロー。技術で打つのは簡単ではないが、JBLAST X ドライバーなら、簡単に打てるかもしれない!