その最新モデル「BB6 MB-02」ではクラウンとソールそれぞれの中央部に、蛇腹構造がブリッジ状に搭載されている。
このクラウンとソールのふたつの蛇腹がインパクトのパワーを分散させることなく溜め込み、一気に吐き出すことでボール初速をアップさせる……そんな構造となっている。一見すると非常に硬派なマットブラックのヘッドなのだが、実は“中”がすごいのだ。
このヘッド、性能的にもなかなか硬派。右へのミスよりも左へのミスに強く、つまりは叩いても左に行かないハードヒッターにウケる仕様で、スピン量も極めて少ない。叩けば叩くほど飛ばせる、そんなヘッドになっている。
アマチュアゴルファー・O(平均スコア90)が試打してみた。
「見た目はマットブラックで重厚感があり、打ってみるとバシッ! という重い打感が非常に印象的です。弾道は左に行かず、中弾道で低スピン。私はスピン量が多めのタイプですが、BB6 MB-02で打つと2000回転台前半で安定します。ミスが右サイドにほぼ限定されるので、非常にマネジメントしやすいだろうなという印象。下からカチ上げるイメージでつかまえにいったときにこの日のベストの276ヤードが出ました。The Airシャフトは非常に軽やかでしなやか。ヘッドスピードが自然に上がり、もっとも飛んだ弾道では47.3m/sを計測 。左に行かないヘッドとの相性は抜群だと思います」 (O)
「蛇腹」がもたらす新しい飛びの世界、覗いてみてはいかがでしょうか?