エルヴィス ブラックアウトのスピン性能

この“飛ばない”性能に加えて、スピンを効かせる工夫も盛り込まれています。まずは、グランディスタのウェッジといえばのタングステンソケットを装着。これにより超高重心化。重心が高いと芯より下でヒットしやすく、ギア効果によりスピンが増えます。

さらに、タングステンソケットによって重心が浅く・短くなるため、ダフリにくく、つかまりやすい性能も獲得。非常にやさしく打ちやすい、ミスの少ないウェッジになっています。

フェース面にはスコアラインと平行なものと円形のもの、2種のミーリングを組み合わせ、アプローチでのスピンを増やしています。細部に至るまで、徹底的に寄せる・止める工夫が施されているのです。

エルヴィス ブラックアウトが「3本セット」である理由

そして、このウェッジのもうひとつの大きな特徴が3本セットであること。これは、設計家であるプロゴルファー・吉田一尊プロの「世界のトップはウェッジ4本が当たり前の時代。その世界標準に合わせたい」という思いが込められています。

アイアンのピッチングウェッジに加え、エルヴィス ブラックアウトの3本を加えることで、世界基準のウェッジ4本体制が瞬時に構築できるというわけです。

そしてこの3本、ただロフトが違うだけでは当然ありません。ストロング化が進む現代のアイアンとのつなぎに特化して少しロフトを立たせた51度ウェッジを筆頭に、55度はピッチ＆ランをやりやすくするためにハイバウンス、59度はフェースを開いて使うためローバウンスに。

3本の個性をしっかりと作り分けることで、100ヤード以内のどんな状況からでもしっかり寄せることが可能です。

エルヴィス ブラックアウトをアマチュアが試打

ではこのエルヴィス ブラックアウト3本セット、アマチュアが試打するとどんな印象となるでしょうか。ゴルフポケットの企画担当・Oが試打しました。

「まず感じたのは打感の良さです。S15Cを使っているからすごく軟らかいのかな？ と思っていましたが、たしかに軟らかいのですが、その軟らかさのなかに芯があり、しっかりとフェースに乗る感覚を味わうことができました。アドレスルックも非常に良く、ポンと置いただけでターゲットに対して構えやすい。3本すべての形状に統一感があるのも“流れ”をよくしています」（O）

そして、性能面では「なにもしなくていいのがいい」という。

「ロフトが異なるので、まず普通に打つと当たり前ですが飛距離が変わります。“同モデル”なので、きれいに飛距離の階段がつくれるのがまずありがたい。そして、アプローチでも同じように打つだけで球筋と距離が変化。51度は足を使うアプローチ、55度はピッチ＆ラン、59度はピッチショットと球筋が変わってくれます。」（O）

ひとつのウェッジで打ち方を変えて球筋を変えるのは難しいし、ミスのもと。エルヴィス ブラックアウト3本セットの場合、ただロフトを変えるだけで違う距離、違う球筋を打てるのも大きなメリットです。

エルヴィス ブラックアウトでショートゲームが変わる!?

シャフトはウェッジ専用のダイナミックゴールド オニキスブラック105（S200）とKBS $-TAPER（S）ブラックを採用。シャフト、グリップまでを黒で統一したブラックアウトバージョンはゴルフポケット限定です。

ここでしか買えない特別なウェッジ。ショートゲームを激変させる可能性を秘めたこの3本セットは数量限定なので、ぜひお早めにお買い求めください。

「飛ばない＝止まる」？ 新感覚の飛ばないウェッジをトラックマンで計測試打！果たしてどんなウェッジなのか？【グランディスタ エルヴィス】